SDGsの取り組み

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大正時代より紡いできた歴史と技術をもって、
瀬尾高圧工業は持続可能な社会の発展に貢献いたします。

当社は鍛鋼品・熱交換器のメーカーとして
社会の基盤となるエネルギーを支えるため・環境問題に対応していくためさまざまな取り組みを行ってまいりました。
歴史と技術は継承しつつ、新たなことにも挑戦し、持続可能な社会の発展に寄与いたします。

エネルギーを通して社会を支える

バイオマス・原子力・水素・アンモニア分野などへ機器・部材を供給する

当社はバイオマス・原子力・水素・アンモニア分野などのエネルギー関連産業に機器・部材を供給しております。
エネルギー関連産業は、政府が目指す2050年のカーボンニュートラル(*)に向けて、大きな転換を求められています。
皆さまの暮らしに不可欠なエネルギーの安定的な供給を支えるべく、最新技術を活用し、持続可能な未来に貢献するため高品質な製品と信頼性の高いソリューションを提供しております。

*カーボンニュートラル…
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる(ニュートラルにする)こと。
地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言。

発電所におけるエネルギー効率向上に寄与する

発電設備への熱交換器納入を通じて、より効率的な発電と、それに伴う二酸化炭素の削減を目指しております。

クリーンエネルギー・再生可能エネルギーに関する研究活動・技術開発に協力する

当社はクリーンエネルギー・再生可能エネルギー分野の研究活動及び技術開発に積極的に参画しております。
クリーンエネルギー・再生可能エネルギーは、温室効果ガスをほとんど排出せず、枯渇しないことから環境にやさしいエネルギー源として注目されています。
一方で、気候の影響や貯蔵の難しさから、大量導入に向けては多くの課題が残っています。
今後予想されるエネルギー需要に対して、様々な企業が研究・技術開発を推進しています。
当社はそれらに積極的に参画し、当社自身の技術向上にも取り組んでいます。

産業ロボットやAI技術を導入する

強度試験に使用する材料試験片の加工を全自動化しています。
また、一部の配管溶接に自動溶接機を導入しています。
これにより大幅に作業負荷を軽減しつつ、安定した生産体制を維持しています。
最新技術を用いた自社開発の装置にて製品の強度試験に必要となる材料試験片の加工や溶接作業などの全自動化を図っています。
今後も早く、正確で効率的に製品を製造すべく、最新技術を積極的に導入していきます。

環境改善のための取り組み

脱炭素への取り組み
(工場屋根への太陽光パネル設置
LED、EVフォーク・リジェネバーナーによるLPG削減)など

工場内の水銀灯及びHID照明を全てLED化することで70%の電力削減を実現しました。
鍛造加熱炉に排熱回収によるエネルギー削減を目的としたリジェネレーティブバーナーを導入する事でガス消費量を従来比約35%低減しました。
また、EVフォークリフトの導入により、クリーンな現場づくりを推進しています。

定期的な工場排水の成分分析

工場からの排水を分析し、近隣河川の環境を守っていきます。

ペーパーレス化の推進

社内にて保管している資料のPDF化を適時進めると共に、お客様へ提出する製品成績書の電子化を推進しています。

記念樹や植樹に参加

目標労働無災害日数の達成時に記念樹を植樹し、災害抑制の啓発と共に緑化を図っています。

油水分離槽の設置

油水分離槽を設置し、雨水による工場外への油流出を防止しています。

節水に対応する設備に変更、および啓発活動
ナノ水・アルカリ電解水の使用による機械設備と作業環境のクリーン化

ナノ水装置により切削液中の水分を微細化し、油液と代替することで油脂類の削減を実現しています。
また水を電気分解することで生成されるアルカリ電解水の利用により、油煙などによる酸性汚れが軽減され作業環境の美化に役立っています。
水道設備も節水型へ随時更新を図っていきます。

リサイクル・分別の推奨

ゴミの種別ごとに箱を設置し、分別・リサイクルをしやすい環境づくりをしています。

高品質な熱交換器の製作

様々な環境でも長期間使用いただける機器を製作してまいります。

環境への影響を最小化する製品設計

熱効率や空気流れなどを考慮し、高効率かつ静穏性に優れた機器を設計してまいります。

オイルフェンス設置訓練

工場に隣接する河川への油流出を想定したオイルフェンスの設置訓練を定期で実施しています。
これによりもしもの事態が起きた際に素早く対処出来る態勢を整えています。

魅力ある職場づくり

成長できる教育体制の整備

先輩社員からOJTで基本的な知識や手法を身につけていただきつつ、社外研修で知見を広げています。
社内外双方からの教育を通じ、社員の成長を促進しています。

産休育休の規定の周知と取得推進

産休育休の規定について社内報などで知らせることにより、社内へ啓蒙しています。
育児休業は男女問わず取得しています。

国籍・性別・人種・障がいなどに関わらず雇用の機会を設ける

技能実習生や高度人材を積極的に採用し、鍛鋼品や熱交換器の製造技術を教育しています。
障がい者雇用も法定雇用率を超えるなど、多様な雇用を実現しています。
その人に合った労働環境や住居を提供し、多様な人材にストレスなく働いていただける環境を提供しています。

女性の雇用人数拡大

製造業の課題である女性の雇用人数拡大のため、SNSを活用するなどの多様な採用手法を取っております。
同時に女性も働きやすい環境づくりを推進しております。

地域社会への貢献

職場体験の実施

市町村が行っている職場体験制度を活用し、学生をはじめとする地域の方々を受け入れ、事業内容への理解と交流を深めています。

地域との防災訓練取り組み

地域の消防団と合同の避難訓練を実施することで外部からの評価を訓練内容向上に繋げています。また消防団への訓練場所提供も行っています。

工場内の未活用地を利用した地域交流促進・緑化促進

工場内未活用地に果樹園を設け、地域の保育園や障がい者施設の方々を招待し、交流を深めています。

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